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6月21日、埼玉県越谷市の新田自治会館で「『買い物難民問題』地域で見つける解決策 交通安全講習会・体験試乗会」（主催：新田自治会・越谷市福祉協議会）が開催されました。
ふれあいサロンひまわり様からお声がけいただき、モビリティショップ埼玉南が参加しました。

越谷市の南荻島地区は、駅から距離がある上に乗客減少によってバス路線が廃止になったことで、『買い物難民』が点在しているそうです。週2回の移動販売車なども導入されていますが、高齢住民の移動手段が課題になっています。

今回の電動モビリティの講習会と体験試乗会には、ふれあいサロンひまわりの会員25名と地域包括支援センターの職員の方2名に参加いただきました。
当日の様子は、地域の情報誌「東武よみうり」にも掲載されました。

皆さん最初は遠慮がちだった試乗体験ですが、慣れてくるうちに複数の電動モビリティを楽しみながら乗り比べてもらえました。

《コンパクトタイプの電動カート》 「これなら安心して買い物にでかけられるね」

《電動アシスト付3輪自転車》　「体験する機会を得られてよかった」

《標準形電動車いす》　「知人にも勧めてみたいです」

この体験会を「同様のケースで困っている地域にも紹介したい」と話してくださる民生委員の方もいました。
地域の高齢化、商店街の消滅、交通機関の路線廃止、自治体の財政難など様々な理由で買い物に行くことさえ難しい人たちは日本全国で800万人を越え、今後も増えていくと予想されています。
参加者みなさんの話を伺っていると、買い物難民の問題は毎日の生活を脅かす切実なものなのだと感じました。

私たちセリオには何ができるかを考え、これからも地域のみなさんと協力しながら活動を続けます。