私は現在、電動カートの整備、再生を担当するサービスセンターで業務を行っています。
再生とは聞きなれない言葉ですが、ご利用いただくお客様に安心・安全をお届けできるよう、返却されたレンタル車両の点検・整備・清掃を実施する業務です。
倉庫内での作業になりますので、お客様に直接お会いし、会話することはありませんが、お客様が直接使用する物を提供していることは間違いありません。
一番遠い存在に見えがちですが、実はお客様に一番近い存在であるという認識で業務に取り組んでいます。
安全・安心はもちろんですが、お客様に気持ち良く乗っていただけることも重要であると考えています。見える部分はもちろん、普通では見えない箇所もきれいにすることで気持ち良くご利用いただけると信じ、大変な業務ですが日々精進しています。
私は自動車整備士としての経験があった為、工具や整備に対する抵抗が小さかったように思います。
しかし、電動カートと自動車はまるで違うものなので、業務にあたる上ではゼロからの出発でした。
こうしたことを考えると、必要なスキルというものはないと思います。
多少の工具の知識があり、機械いじりが好き!
自分が再生・整備したものを笑顔で利用してもらいたい!
などなど、向上心と情熱があれば問題ないと思います。
作業が完了した電動カートを前にすると、達成感をおぼえます。
「次はもっときれいに、的確に」と次回への決意も忘れないようにしています。
どんな仕事もそうだと思いますが、日々勉強だと思います。返却される車両の状態は一台一台違うのでどんなことにも対応できるよう、さらに上司・先輩の経験と技術力に追いつけるよう日々努力です。