ブログ 業界情報・商品マメ知識 2023年03月15日
シニアカーとか電動カートとか、いろんな呼び方があるけれど何か違う?
よく聞かれる質問ですが、答えは【同じ】です。
どちらも自走式のハンドル形の電動車いすを指していて、道路交通法では歩行者に分類されます。
但し、「電動カート」という呼び名には遊園地の遊具やゴルフカートが含まれることがあります。そのため、最近では「シニアカー」という呼び名が主流になっているようです。
以前にもブログで紹介した『セニアカー』は、スズキ株式会社が商標登録している商品の名称です。「シニアカー」=『セニアカー』と思っている人も多く、ブランドの力を感じます。
もうひとつ、「シルバーカー」も名前がよく似ていて間違える方もいますが、こちらはハンドルを握って手押しで歩く時に利用するタイプのものに使われる呼称です。
まとめると、
・「シニアカー」と「電動カート」は基本的に同じもの。
・『セニアカー』は「シニアカー」の商品のひとつ。
・「シルバーカー」は手押しで利用する別のもの。
となります。
どんな年齢の人がどういうときに使うの?
「シニア」って付くから、高齢者向け?
いえいえ、そうとも限りません。
「ケガをして松葉杖をついて歩けるけれど、長距離を歩いたり車を運転したりするのは難しい。」そんな方がリハビリ期間だけレンタルしたり、難病に指定された40代の方が日常の外出に利用するなどの実例もあります。
高齢者の日常の足として利用されることが多いのも事実ですが、免許証が不要なので様々な年齢の方の活用事例があるのです。
歩道を走っているのを見かけるけど、危なくない?
試乗体験のイベントを行っていると、よくいただく質問がこちらです。
先にも述べたとおり、電動車いすに分類される「シニアカー」は、道路交通法では歩行者の扱いとなります。セリオでは、「歩道がある道路は必ず歩道を走行してください」と伝えたうえで、周囲の歩行者に配慮した運転をお願いしています。
街中で走行しているシニアカーはとてもゆっくり走っているように見えます。ところが、実際に乗ってみると「けっこう速く感じる」という声があがります。道路交通法で定める「シニアカー」の条件は時速6kmを超えないことですが、乗っている人がちょうどいいと感じる速さは実はもっとゆっくりかもしれません。
おわりに
シニアカーと電動カートが同じものということや、シニアカーの特徴について、おわかりいただけましたか?
呼び名が定まっていないこと、交通ルールや使い方の質問をたくさん受けることも、まだまだ充分に認知された乗り物ではないことの表れといえそうです。私たちセリオが扱うのはそんな「伸びしろ」ばかりの商品です。もっとたくさんの方に「シニアカー(電動カート)」のことを知ってもらえるように、これからも努めていきます。
近所の買い物に
利用したい
電動カート
オシャレな車椅子で
出かけたい
電動車椅子<標準タイプ>
家の中でも外でも
利用したい
電動車椅子<簡易タイプ>
まだまだ自分の足で
漕ぎたい
電動アシスト付き自転車
車いすの介助が
大変になってきた…
電動車椅子<介助タイプ>
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