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ブログ コラム・雑記 2021年01月27日

『フレイル』予防のために

近頃『フレイル』という言葉を耳にする機会が増えました。

 

 

『フレイル』は日本老年医学会が2014年に提唱した

「加齢に伴って心身が老い衰えた状態(虚弱)」のことですが、ポイントは

「不可逆ではない(=元の状態に戻らないわけではない)」という点です。

『フレイル』の段階であれば、適切な対策によって健常な状態に近づけることは可能なのです。

 

厚生労働省のサイトに、ご自身で状態の確認ができるチェックシートが掲載されています。
厚生労働省WEBサイトリンク

 

私の父は、入院をきっかけにそれまで自分で行っていた買い物が億劫になり、病気が治っても外出しない期間が続きました。そのうちに、「腰が痛い」「息が切れる」「食欲がない」と言い出し、ますます活動量が減って家でぼんやりと過ごすことが多くなってしまったのです。まさに『フレイル』です。
しかし、ウォーキングポールと歩数計を購入して家の周りの散歩を勧めたところ、少しずつ活動するようになって、次第に以前と変わらない生活に戻ることができました。

父の場合は「無理のない範囲からはじめたこと」「活動の結果が見えるようにしたこと」が良かったようです。

 

 

『フレイル』の主な原因は、活動量の低下、栄養状態の悪化、社会性の喪失と言われています。そのきっかけは「なんだかちょっと面倒だな」という気持ちからはじまるのかもしれません。
昨今は新型コロナウィルスによる行動自粛が求められているため、『フレイル』は今後ますます増加することが予想されています。

 

寒さもあって閉じこもりがちになる季節ですが、少し厚着をして、できることを無理なく始めてみませんか?
少しの決意と行動で『フレイル』(=虚弱)は遠ざけることができます。

思い立ったが吉日です。

 

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