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ブログ 業界情報・商品マメ知識 2024年05月22日

「4輪自転車ってどこを走るの?」

全国的には、まだまだめずらしくて、目にする機会も少ない4輪自転車。
「普通の自転車と何が違う?」「どこを走ったらいい?」「交通ルールは特別?」
電動アシスト付4輪自転車を自社開発しているセリオが、4輪自転車の疑問にお答えします。

 


目次
4輪自転車はなんの仲間?
4輪自転車の交通ルールは?
どこを走ったらいいの?
最後に


 

4輪自転車はなんの仲間?
2024年現在、4輪自転車は「普通自転車」です。
でも実は、最近までは「(自転車ではない)軽車両」の扱いでした。
「軽車両」のうち、自転車ではないものは、馬車や荷車、被けん引車…など、一般の道路ではなかなか見かけることが少ないものばかりです。4輪自転車はそれらと同じくらい「特殊なもの」という認識だったことがうかがえますね。
転機が訪れたのは、2020年12月の道路交通法の一部改正でした。普通自転車の定義の中にあった、「二輪又は三輪の」という文言が削除され、4輪自転車も普通自転車に含まれるようになりました。これによって現在は、内閣府令の基準に適合しているものであれば、「2輪・3輪」に加え、「4輪」までの自転車が「普通自転車」となっています。

 

 

 

 

4輪自転車の交通ルールは?
4輪自転車が、「普通自転車」になったことで大きく変わったのは、特定の条件下で歩道を通行できるという点です。ここで自転車の交通ルールをおさらいしてみましょう。

 

2022年11月、中央交通安全対策会議 交通対策本部決定の「自転車安全利用五則」が15年ぶりに改正されました。この「自転車安全利用五則」は、自転車の交通ルールを端的に表していて、とても分かりやすくなっています。
こちらを参考にしてみてください。

 

自転車安全利用五則(2022年11月1日改訂)
(1)車道が原則、左側を通行(歩道は例外、歩行者を優先)
(2)交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
(3)夜間はライトを点灯
(4)飲酒運転は禁止
(5)ヘルメットを着用

 

内閣府ホームページより
https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/bicycle/bicycle_r04.html

 

 

どこを走ったらいいの?
「自転車安全利用五則」の1にあるとおり、
車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先 です。

自転車は軽車両の中に分類されるので、原則は左側通行で車道の左端や路側帯を通行します。

 


あくまで原則は車道の通行ですが、次のような場合は歩道を通行することができます。
これは、「普通自転車」に限定されたルールです。

 

 

歩道を通行できる場合について、もう少し詳しく見ていきましょう。
「自転車及び歩行者専用」と標示された歩道は、「誰でも」「普通自転車に乗車して」通行が可能です。
通行する場合には、車道寄りの部分を徐行します。

 

 

また、13歳未満の子どもと70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が普通自転車を運転している時は、このような標示のない歩道も通行することができます。
意外に思われるかもしれませんが、普通自転車で歩道を通行する場合は、車道寄りであれば道路の左側・右側の指定はありません。
ただ、どのような場合でも、歩道は歩行者が優先です。歩行者に配慮して、ただちに停止できる速度で通行しましょう。

 

 

最後に
4輪自転車はまだまだ身近でないこともあって、特別な交通ルールが適用されると思われがちです。
ですが、普通自転車の扱いになったことで現在は、2輪の自転車に乗ったことがある人ならお馴染みの、「一般的な自転車と同じ交通ルール」になります。

とはいえ、交通ルールは知っていたつもりでも、よく調べてみると「知らなかった」「間違って覚えていた」ということがあるもの。
セリオは、4輪自転車に試乗してもらうときには乗り方のコツと併せて交通ルールも丁寧に説明します。交通ルールを守って、お出かけを楽しんでください。

 

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